JK gaewtaの世界

Gaewtaの日記:)

『日記』

สวัสดีค่ะ(サワディーカ)!皆さん、お久しぶりです。

Gaewtaもとうとう高3になって、高校生活史上1番忙しく、とても充実した日々を過ごしています。

去年からずっと書こう書こうと思って、最初の投稿から1年が経ってしまいました。

いろんなことがあったけれど、ほんとにあっという間!

そこで、去年の夏休みの宿題で書いたエッセイを思い出したので、シェアしたいと思います。

 

『日記』

 

「今日は2015年、Gaewtaは6年生、6月1日月曜日 1日ずつの日記帳をスタートしました!」

 夏休みの宿題の終わる未来が見えない今、ふと机周りの整理をしようと思い立ち見覚えのある日記帳を見つけた。

 今から6年前、私は日記を書き始めた。誕生日にもらったノートに、幼い字で、毎日書くという決意とともに。1番初めのページには、映画「ビリギャル」を観に行った出来事が綴られていた。

 この日記帳を読んでいると、当時の出来事が鮮明に思い出され、6年生の私に戻ったようだった。いつしか書かなくなっていた日記。スマホ1台で写真や動画まで残せるようになった今日、テクノロジーの進歩、時の経過、そして私自身の成長を感じる。しかし、数年経った今読み返すとき、ノート自体の懐かしさ、その時々の感情に左右された筆跡から無数の感情が湧き出てくることに日記の面白さがあると思う。

 1ページずつ読み進めていくと、そこには未来の私に向けて書かれた手紙があった。

 「こんにちは、未来の自分!この日記帳を、大切に保存してくれてありがとう!あなたは今楽しい?何してるの?今、あなたがなにをしているか、私は知らない。苦しんでいるかもしれないし、楽しんでいるかもしれない。でもがんばって!!努力すれば、何とかなる!と思う。…」小学生が書いた何とも説得力の無い励ましだが、なぜか私には響いた。他にも、「あなたにはかれ氏はいる?かれ氏がいなかっ たらぜひつくってね!」というお節介まで。相当先まで想定しているらしく、大学や結婚のことまで気になっていたようで随分とませた子だ。

 今までは書いていた当時を振り返ろうとすると、辛い思い出が真っ先に思い浮かんでいたが、日記からは周りの人達からの愛情が感じられた。お母さんに怒られてイライラしている日も書き終わる頃には気持ちも落ち着き、毎日の日記の最後には必ず感謝の言葉があった。

 人間は楽しい記憶はすぐ忘れ、辛い記憶は頭に残りやすいというが、まさにその通りかもしれない。だとすると、このコロナ禍のかけがえのない日常も少し経てばただ大変で苦痛の日々だったと思うのかもしれない。いや、そうにはさせない。私は日記帳の新しい1ページを開いてペンを取る。

 「こんにちは、今日は2021年8月16日月曜日です。やっと夏休みの国語エッセイを書き終えました。過去の日記を見返してみると今の私より将来のことを考えすぎていてびっくりしました。10年後になってまたあの手紙を読んだらどんな気持ちになるんだろう。彼氏が欲しそうでしたが、残念ながら私に彼氏はいません。ですが、小学生の私には考えられない貴重な経験をし、素敵な仲間、支えてくれる人がいます。これからも17歳の私には想像できないような素晴らしい経験をするかもしれません。そうなれるよう感謝を忘れずに努力していけるように。その過程をこの日記帳に書き記していきたいと思います。また明日、おやすみなさい。」

 

これが学校の優秀作品集に載って、全校生徒に彼氏いないのがばれるとは当時知る由もない。